早いですね、今年ももう師走ですよ。
歳を取ると相変わらず一年が早いですよね。WEBデザインのトレンドも移り変わりが早く、それを追うのも毎年大変です。
ただ、デザインのトレンドがあっても基本は変わらない!
ということで、今回はデザインの基本学習が捗るデザイン書籍を3冊ほどご紹介させていただきます。
WEBを漁れば、デザインについてもいろいろな情報が出てきますが、そんな時代だからこそ参考書の確かな情報で基本を身につけていきましょう!
『デザイン=楽しい』をコンセプトに、デザインに対して「目で見て楽しめる」形で、細かく解説してくれるデザイン書籍です。
デザインを作成する際に、この写真はどう使えば、この文字はこう使うと効果的などなど、細かな箇所を解説してくれます。
『なるほどデザイン』は3章の大きな括りで構成されたますが、Chapter1とChapter2で徹底的に基本を学んだ後に、Chapter3でデザインの作り方を学べるなど流れもあり、大変わかりやすい。
特にChapter3については、デザインの重要な部分をわかりやすく簡潔にまとまっていますので、迷ったらここの章を読むだけでも何か解決策が見つかるかもしれません。
個人的には、『色 右脳と左脳で考えてみる』のセクションは良い知識となりました。色がどんなイメージを与えるかを知ることで、よりよいデザインに結びつけることができると感じます。
表紙が他のデザイン書籍より群を抜いてキャッチーで、コンセプトの通り楽しく読める構成になっている一冊ですので、新人デザイナー、もしくはデザインに興味がある方に最適なデザイン書籍かなと感じる一冊です。
『「なんか、イマイチ」、その理由がわかります!』をキャッチコピーに、ユーザーを惑わせないためには、どうすれば伝えたい情報を整理ができるか、一冊を通して明確に解説されています。
『伝わるデザイン』では8つの章でデザインの基本について学べ、どうすればより伝わるデザインを作成できるかを学ぶことができます。
特にChapter2の『正しく伝える』セクションでは、さまざまな情報をストレスなくユーザーに届ける方法について解説があり、普段からデザインの「なんかイマイチ」を解消したいと考えているデザイナーには、ぜひ見てもらいたいセクションになっています。
また、デザイナーが制作するにあたり、普段から注意していることを具体的に解説してくれていますし、それぞれの章にミニワークがありますので、内容を振り返り、より理解力が高まる仕組みとなっています。
デザインの本質を学び、素人っぽさを脱却する為のロジックが学べるデザイン書籍ですので、『なるほどデザイン』より、若干、デザイナー向けの印象です。
それなりにキャリアがあるデザイナーでも、この本で見直す箇所も出てくるのではないでしょうか。
デザイン書籍の中でも長い間売れている、定番中の定番書籍です。デザイナーの皆さんも一度は読んだことや、進められたことがある一冊なのではないでしょうか?
この書籍の特徴である、「4つの原則」を覚えておけば、その後のデザインがグッと良くなる、まさにデザイナーの登竜門的な書籍です。
この書籍は、作例を多数解説してくれます。小さな名刺から、パンフレット、広告まで、どのように適用していくと良いかを細かく解説していますので、さまざまな場面で活用できます。
PART1の『デザインの原則』を学ぶだけで、レイアウトの手法を知ることができます。この手法を理解し活用するだけで、スペースに対して効果的でグッと整頓されたデザインになりますし、さまざまな場面で応用することが可能です。
もちろん、カラーやタイポグラフィについてもしっかりとした解説がありますので、一冊を通して確かな基本を身につけることができます。
また、公式サイトで多様なキャンペーンをやっているのも見逃せません。特典の動画やPDFでさらに知見を深めることができるので、こちらも要確認です。
ここに挙げた3冊は、WEBデザインに特化している訳ではないのですが、レイアウトからカラー、画像の使い方やタイポグラフィなどなど、基本を学ぶには最適な本ばかりです。また、新人デザイナーの方には、引き出しを増やすこともできます。
冒頭でも書きましたが、今は検索すれば色々な情報を取得できます。ですが、まとまった確かな情報を得るには、書籍を読むことをお勧めします。
デザインのトレンドは変わりますが、基本は変わりません。
ぜひ、自分に合った一冊を読んでみるのが良いかと思います。