イベントや生配信の現場では、スタッフが円滑なコミュニケーションを図るためインカムは欠かせないツールです。
今回は昨年導入したHollylandのワイヤレスインカム『Solidcom C1 Pro - Roaming Hub』について書いていきたいと思います。
ここからは、実際に使用してみて良かったポイントをいくつかご紹介します。
スペックでは見通し1,600フィート(約500m)の広範囲で通信が可能!
ということで、どのくらいの距離まで飛ぶのか実際に試してみました。
MONSTER STUDIO 乃木坂 Aスタジオの窓側にRoaming Hub親機を設置、ヘッドセットを着けて六本木方向まで歩いてテストを行いました。
結果は300m程先にある東京ミッドタウンの近くまで通信が途切れることなく会話が可能!
窓ガラス越しで完全な見通しではなくても十分飛んでいる印象です。
従来のSolidcom C1、C1 Pro Hub-baseはLANケーブルでPCと繋いでブラウザ上から設定をしていましたが、Roaming HubはスマホとBluetooth接続して「Hollyvox」アプリからコントロールが可能です。
本体と離れた場所から操作できるためスムーズなセットアップができます。
アプリやブラウザ上から最大6グループの設定が可能です。
実際の現場で活用した事例を交えて紹介しますと、
同じフロアで部屋が複数に分かれるケースでは、下の表のように全体のグループをAchに、部屋ごとのローカルグループをBchにアサインするカスタマイズができます。
また、制作・カメラ・音声・照明など役割ごとのグループ分けや、
各セクションのチーフのみAchにアサインをするといった設定も可能です。
Solidcom C1、C1 Pro Hub-baseを持っていれば、Roaming Hubと接続して使用が可能です。
ただしMaster/Remoteモードの接続ではなく4W接続となるため注意が必要です。
長距離でも途切れない通信や細かなグループ設定ができるSolidcom C1 Pro - Roaming Hubは多くのスタッフが関わる大規模なイベントや配信で活躍中です。
チームワークを強みとするLIVEチームでは、インカムは生命線といっても過言ではありません。
Solidcom C1 Pro - Roaming Hubを導入してから、さらなるチームワークの向上につながっていると実感しています。
先日Xでも投稿しましたが、MDにあるインカム全てを並べた写真はかなりの迫力です。
Xに投稿してあるこちらもぜひご覧ください!
MONSTER DIVEではイベントや配信の仕様に合わせ柔軟なインカムシステムの構築が対応可能です、
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