はじめまして。入社してから体重が増え続けているNALです! 成長期でしょうか?
頭を使う仕事は糖分が必要不可欠ですし、しょうがないですよね。
特にこの業界はさまざまな技術やサービスがアップデートされていくので、日々新しい情報を噛み砕くために、文字通りチョコレートも噛み砕いていかねばなりません。(長い長い言い訳)
そんな新しい情報の中にLocofyというサービスを見つけました!
(実際には昨年見つけたので記事の内容としては1年ほどラグがありますが......)
LocofyはFigmaやXDのデザインをコードへ変換できるコード自動生成プラグインです。
HTML/CSSやReactやNext.jsといった複数種類のコードに変換することができ、レスポンシブにも対応しているという優れもの!
他のプラグインも調べてみましたが、レスポンシブ非対応であったり、少し触ってみようにも料金が高かったり...といい塩梅のものがありませんでした。そういった点でもLocofyは書き出しに関して2週間無料なので、はじめてみるのに優しいサービスだなと思います。
制作の流れとしては以下の通りです。
Figmaでデザインを作ります。作る際に意識しないといけないのはオートレイアウトをしっかり使うこと。どのコンテンツに内包されているのか、オブジェクトの幅や高さがどこに依存しているのか...等々。
そうして作られたデモページデザインがこちら。
Figma上のアートボードを増やしておけば遷移先として設定することができます。
Locofyに登録した状態で、プラグインを入れておくことで、Figma上にLocofyのビルダーメニューを表示させることができます。
デザイン上のリンクテキストやボタンを選択して、リンク先の設定を行います。リンク先をページ内にしたり、他のアートボード(ページ)にすることが可能です。
レスポンシブに対応したコードにするために、デザイン上で設定をしておく必要があります。その作業を行うためにコンテンツごとにページを分解しておきます。(コードにする前に合体します。)
各パーツを選択し、ビルダーでウインドウ幅を調整します。PC版の時、タブレットの時...といったブレイクポイントでデザインを編集し、設定していきます。
その際にナビの表示設定も変えることができます。
PC版で表示されているナビをSP版になったら非表示にさせハンバーガーメニューに変える(デザイン時にどちらも作っておく必要があります)。
各パーツができたら次の工程へ。
それぞれ調整したパーツを一つのボードに合体させ、ビルドボタンを押します。
エディタモードでコードの調整ができます。
完成したら書き出しを行います。
これで完成。
実際に制作してみて感じたのはFigmaに慣れていないとけっこう難しいと感じました。(特にオートレイアウト機能...)
また、CSSでの書き出しはできますが、SASSで書き出すことができないので改修が大変かもしれません。
しかし!
上記で挙げたようなデメリットはありますが、使ってみたメリットはありました。
それは「デザイナーがマークアップのことを考えながら制作をする」ことです。個人的にはそこに大きな意味があると感じました!
Locofyでうまくいかない場合、デザイン上で矛盾が生じている、もしくは難しい動きをさせていることが原因だったりします。いつもならエンジニアの仲間がうま〜〜〜くやってくれますが、その苦労はデザイナーとして知っておくべきことかなと。
いつもありがとうございますエンジニアの方々!
新しいツールや技術に触れることで、いいものは取り入れることができますし、合わなければ「じゃあ何が合うのか」を探すきっかけにもなります。
また、こういった勉強会の機会がMONSTER DIVEにはたくさんあります(過去の勉強会レポートはこちら)。デザイナーもエンジニアも関係なく意見を言い合える環境があるのでお互いのスキルアップにも繋がります!
MONSTER DIVEでは私たちと一緒に切磋琢磨できるメンバーを募集中です!
興味がある方はぜひこちらから! ご応募お待ちしております!