おもちゃで遊んでいる時、電車を見ている時、とてもMy sonはテンションがあがっています。
ただそれより夢中になるのは、私のスマートフォンに入っている、息子自身の写真や動画を見ているときなんです。
教えたつもりはないのですが、
あっという間です。
正直、子供がスマートフォンを触っている姿は好きではないのですが、この操作範囲を把握することが出来れば、心地よい操作性の優れたスマホサイトができるのでは? と子供の視点から考えてみました。
考えた点は、大きく分けて3点です。
絵本を与えない親は、まぁいないと思います。
絵本は、次のページを捲ったら、別の絵が出てきます。
これは1歳前くらいから与えている情報です。
子供にとっては横にページを捲ったら、次の情報が表示されるということはごく自然なことなのです。
これをサイトに表現するとなると、
子供にとっては"手に持つものが、絵本からスマートフォンに変わった"ぐらいという考えです。
「縦スワイプ」という考えをなくして、横移動のみで完結できるサイトにしてみる事を第一のポイントにしてみます。
冒頭にも伝えましたが、子供は自分自身の動画を「キャッキャ」しながら観ています。
同じの何回見るんだよ。。と心の中でつぶやきながら、一緒に「おー!」「きゃー!」とリアクションするのが土日の主な仕事です。。
動画は、やはり、子供にとって最大のコンテンツなんです。
こちらもサイト設計のポイントにしてみます。
ページボリュームを減らすことにも繋がりますし、より直接的なメッセージを伝えることができます。
『問合せボタンの大きさ、色、テキスト内容を変更する』
コンバージョン数を求めるサイトにとっては、どの企業も試行錯誤をしていると思います。
子供の視点からサイトを考えるにあたっても同じような事がいえます。
ただ、子供にとって、色は正直関係ありません。
テキスト内容、もちろん読めませんので、こちらも関係ありません。
ボタンということが解れば、子供は押しまくりますw。
ポイントに表すとすれば、
ドンとです!
ページ内容によって、中心にボタンが配置できない場合は、画面内でわかりやすく配置できればそれでもOKです。
似たような設計から作られている、サイトを2つ挙げてみましょう。
上部に設置されているメニューのカテゴリは、横スワイプで移動できます。
メガネをかけている姿を、ぐるぐると色んな角度から見られます。メガネの詳細は横から記事ページが表示されます。
UI/UXに優れたスマホサイトを作るには、スマートフォンを使う上で、心地よい操作性になることを考えた設計をすることが大事です。
ただ、子供の視点から考えると、"一般的なUI/UX"という概念も、変わってきます。
今度はクリエイターの方に教えてもらいながら、実際の形にしてみたいと思います。
そして出来上がったら、My sonに実験台になってもらうことにしますw。
Cover image by r. nial bradshaw, via Flickr