どうも、ヒゲことディレクターSUGです。
2022 FIFAワールドカップ、アルゼンチンが優勝ということで、連日のワクワクの寝不足からの解放と終わってしまったという虚無感。。。日本もベスト16という結果ですが、結果をどうこういうというよりは、もっと日本の試合を見たかったという気持ちです。
サッカーの話といえば、
以前のブログの割とすぐ後に「日本サッカー協会公認D級コーチ」の資格を取得しました。
サッカーは部活などでは未経験+年齢の問題もあり、講習+実技の2日間は少ない筋肉が悲鳴を上げていたのを思い出します。
とはいえ、充実した内容の2日間で資格取得。今後の自分の成長にも素晴らしい体験ができました。
また息子が所属するサッカーチームが変わったこともあり、その資格を活かすという訳ではないですが、今はパパコーチとしてチームにもJOINしています。
まだまだコーチとしてはかなり未熟ですが、コーチをすることで意識しているのは
「teaching」単に教えるだけではなく、
「coaching」つまり『選手たちで考えることをサポートをする発言』というのを試行錯誤しながら実施しています。
このあたりもコーチ講習時に教わった内容です。
今回のブログは、そのサッカーパパコーチの一面とWEBプロダクション事業部のマネージャーの一面を例に上げつつ、「コミュニケーション」にフォーカスしてみたいと思います。
『人は話し方が9割』という書籍が3年連続でビジネス書のランキング1位をとったというのも知りまして、もちろん書籍の内容とは関係ありませんが、営業を始められたばかりの方や来年から勤め始める学生の方にも取っ掛かりやすいコミュニケーション技術なので、気になる方は一読ください!
簡単な方法としてまずは「聞く」ことです。
聞く姿勢「頷く」といったリアクションをすることで、相手が話を聞いてくれている印象を受けるので、まずはそこから実践してみましょう。
特にビジネスシーンではオンラインミーティングが増えている+マスクで顔半分が隠れているということもあり、より意識的に実践することで良い印象を与えるはずです。
サッカーのコーチでも、自分の意見を伝えるだけではなく、選手の意見をまず聞くことを大事にしています。
その次のステップとして、聞いた内容を含ませつつの自らの提案です。
ビジネスシーンでいうと、相手の話をしている途中で遮って「そうではなく、こうすべき!」とカットインするような事って相手側はどういう印象を受けるでしょうか?
決して良い気分になる方はいらっしゃらないと思います。
まずは相手の話を最後まで聞きましょう。例え、見当違いな方向の話をされていても、まずは聞きます。
で、その会話の内容を含ませつつ、否定をせずに、自らの提案をしてみましょう。
現職の中で具体的に例をあげていくと、クライアント側や社内から「計算的な会話だったのか!」といったコメントがきそうなので(笑)、過去勤めていたアパレル業界の1シーンで例を作ってみます。
買い物慣れをしている人は、特にウェア類は自分の「サイズはこれっ!」て決めつけている方がいらっしゃいます。
もちろんお客様から言われたものなので該当のサイズをお持ちしますが、
試着時にお渡しする際に
もう一つ上のサイズもお持ちしたので宜しかったら両方とも着てみてください
と2つお渡しします。
大概の方はどちらも着ていただけます。
どちらも着ていただき、その上で自分が提案したサイズの方の時に
さっきのサイズ感も良かったのですが、ジャケットなどの下に着ていただくケースも考えますと、このサイズ感が綺麗です。
とお客様の意見を否定をせずに、プラスでジャケットというアイテム提案の序章を付け足しています。
すんなりいけば、予定していなかったジャケットの試着に進むことができます。
自分の提案したものを押し付けるだけでは、リピートにはつながりません。
ここでのもう一つのポイントとして、お客様に「悩ませる」ような話し方は極力しません。
上を踏まえて、今度はサッカーのパパコーチでのコミュニケーション方法に移ります。
ここでもサッカーチームの子どもたちから「聞く」ということをまず行っています。
私自身サッカー経験があるわけではないので、サッカーの技術を教えるでしたり戦術をどうこういうことはハードルが高いので、
ということを大事にしています。
練習の中でこの3つで大事にしていることは
サッカーの練習という土台の上で、コミュニケーションをとってもらうことをポイントにしています。
ま、まだ小学3年生なのでそんな簡単には上手くいきません。。。チャレンジ中です!
ビジネスシーンでも同様で、手取り足取りを教えても、部下や周りのメンバーが育っていく事はありません。
「考える力」「伝える力」「聞く力」というスキルがついていく事で、クライアントとのコミュニケーションにも反映することが出来てきます。
その点で私が気をつけているのは「悩ませない」話し方に気をつけています。
「悩ませない」話し方をするのに簡単な方法が一つあります。
癖にもなっている人が多くて、ほぼ無意識的に使ってしまい、もう現代では接続詞のようになってしまった言葉、『一応』という言葉を使わないようにする!という方法です。
これはサッカーのコーチをしている自分でも気をつけていますが、仕事の場でより意識しています。
例えばですが、クライアントから「この仕様はどうなっていますか?」という質問が来た時に「その仕様ですが、一応、△△△としています」という風に返事を無意識にしている人って多いと思います。
自信を持って作ったものに「一応」とつけてしまうだけで、相手方は不安を感じてしまいます。
「たぶん」も同様でして、一概にシーン、シチュエーションで使ってはいけないという事ではないですが、自らのこと、会社のこと、作り上げた制作物のことに関して、価値を下げてしまわないように、意識的に使わないようにしてみるだけで印象はだいぶ変わるはずです。
今回のブログでは、誰にでも始めやすいコミュニケーション技術のポイントをまとめてみました。
意外と気にしていなかったところに落とし穴ってあるものなので、同僚や身の回りの方と自分の話し方で気になるところを伝え合う、といったことをしてみるのも良いかもしれません。
今度はもう一つステップアップしたコミュニケーション方法をまとめる予定です。