こんにちは。
約9カ月振りにブログ担当が回ってきた、WEBプロダクション事業部のMATです。
巷で話題になっている「ChatGPT(チャットGPT)」や「WEB3」「メタバース」などなど...最新技術も気になりますが、ブログには仕事で使える情報をまとめようと思っています。
そこで、今回はWEB制作の基本の"き" サイトマップ を集めてみました!
地味なテーマかもしれませんが、WEBディレクターや企業のWEB担当者には役立つ情報のはずです。
サイトマップの目的は、WEBサイトを訪問するユーザーや検索エンジンに、サイトのコンテンツ構造を分かりやすく伝えることです。
サイトマップを置くと、ユーザーはサイト内の読みたいコンテンツへ迷わず行くことができ、検索エンジンもサイト構造を理解しやすくなるので、SEO対策としても役立ちます。
WEB制作の現場ではサイトマップという言葉が何度も出てきますが、サイトマップには3つタイプが存在し、それぞれ役割が違います。
自分はどの「サイトマップ」について話しているかをしっかりと把握してから作業をしないと、違う方向に進んでしまうので注意してください。
HTMLサイトマップは、WEBサイトへ訪問するユーザーを対象として、HTML形式で作成して掲載するサイトマップです。
カテゴリ別などで全コンテンツを網羅したものが多いです。
WEBサイトのどこにどんなページがあるのかが、ひと目で分かるので、ユーザビリティ向上につながります。
XMLサイトマップは、検索エンジンに向けて、サーバー内へ設置するサイトマップのことです。
主にSEO対策目的として利用されます。
検索エンジンがWEBサイトの全体像を理解しやすい記述になっているので、サーバーへ置くと検索結果への反映が早くなります。
ハイレベルサイトマップは、「ハイレベル=high level」は「大雑把に」や「だいたいの」といった意味で、俯瞰から見たイメージを意味します。
全体の構造を可視化し、サイト内のコンテンツで何が重要かといった理解やコンバージョンなどの導線理解を深めるために作成します。
※「ディレクトリマップ」を物理的サイトマップ。ハイレベルを「論理的」なサイトマップと呼ぶこともあります
今回MATが集めたサイトマップはHTMLサイトマップです。
以下から、HTMLサイトマップをデザイン種類別にご紹介します!
ユーザー向けのHTMLサイトマップには主に8種類のデザインがあります。
HTMLサイトマップは、サイトの用途や雰囲気に合わせて選びます。
カテゴリ別に上から下へページ内容が文字だけで構成されているのがシンプル型の特徴です。
シンプルなので、コンテンツが増えたても追加しやすいなどの利点がありますが、文字が増えすぎると見にくくなるため注意。
多くのWEBサイトで採用されています。
大カテゴリ「会社について」、中カテゴリ「会社概要」、小カテゴリ「沿革」というように、カテゴリを大・中・小の階層構造に別けて表示したサイトマップです。
カテゴリを分類して並べることで、ユーザーが必要とする情報も見つけやすい作りといえます。
大カテゴリ1の関連ページは赤、大カテゴリ2の関連ページは⻩色、大カテゴリ3は⻘色など、カテゴリを色で分別したサイトマップです。
訪問ユーザーが直感的にそれぞれの違いを認識できる仕様となっています。
ページレイアウトを中央で左右に2つに区切るシンプルな構造ですが、よりたくさんの情報を掲載できる利点があります。
ページ数やコンテンツ数にボリュームがあるサイトなどで利用されることが多いです。
旅館やホテルなど、ユーザーへ視覚的に訴えたいサイトでよく見られます。
絵や写真といった画像を置くことで取り扱っているサービスやコンテンツが一目で理解できるサイトマップとなっています。
大カテゴリなどのリンクテキストの下や上に、少し小さめのテキストでリンク先ページの説明が記載されているタイプです。
サイト全体に使用する例はスマホ普及とともに少なくなり、わかりにくい一部コンテンツに採用するなど、最近は部分的に使われることが多いようです。
サービスやコンテンツが多岐に渡すサイトでの利用に向いているサイトマップです。
タブでカテゴリを切り分けて表示させ、カテゴリに該当するメニューが表示される仕組みです。
そこからユーザーを詳細ページへ誘導させます。
目的や悩みなどの内容別順や五十音順など、辞書のルールに沿ってWEBサイトの内容を表示させているタイプになります。
大雑把な見出しがあり、その下に具体的な内容のメニューが並ぶのが特徴です。
目的・悩み別のデザインは、グローバルメニューやフッターなどにも利用されることがあります。
以上が8種類の紹介になりますが、ラストにおまけをご紹介します。
ネットに溢れるWEBサイトの中には、8種類のデザイン要素を組み合わせた作りのサイトマップが存在します。
その中から、2点ご紹介します。
2023年版 サイトマップ集のご紹介は以上になります。
いろいろなサイトマップがありましたね。
気に入ったものや気になったサイトマップはありましたか?
今回の情報が、少しでも皆さまの参考になりますと幸いです。
また、弊社デザイナーはクリエイティブはもちろん、UIやUXにも優れていますので、お気軽にご相談ください。
サイト運営での課題やWEB担当者様のご要望に最適なデザインをご提供させていただきます。