本文へジャンプ

アニメ『ブルーロック』から学ぶ、仕事に対する考え方

Posted by AKI

LIVEプロダクション事業部のAKIです。
早速なんですが、僕の趣味は色々あります。漫画やアニメを観ることもすごく好きで、今回は最近観ている作品を題材に、仕事に対する考え方として消化してみようと思いました。

その中で話題の『ブルーロック』という作品を題材に、仕事を結びつけて考えてみようというのをやってみようと思います。

さすがにここまで話題の『ブルーロック』を観たことがないなんて人はさすがにいないと思いますが、0.001%くらいの観たことない人のためにざっくり要約すると、

ブルーロックとは、
日本をサッカーW杯で優勝させるために雇われた絵心甚八という人が、日本全国から選りすぐりの18際以下FW300人を集め、しのぎを削りあわせることで世界一のストライカーを生み出すというプロジェクトのもと集められた選手たちが奮闘する物語です。

と、こんな感じなわけですが(あくまで僕自身が見た上での現状のあらすじとなります)、チームスポーツであるサッカーと、組織(チーム)としてある会社はかなり紐づけて考えられると思いました。

チームである以上、一つの目標(プロジェクト)に対して120%の結果(ゴール)を出すために、お互いを尊重して助け合い、一つになって進めていく必要があると思うんです。

サッカーと会社ってなんだか似てるなーっと思ったわけです。

ブルーロックを代表とするキャラクターに"絵心甚八"と言う人物がいます。
このキャラクターの名言はいくつもありその中から抜粋して紹介しつつ、仕事として考えた場合どういう考えになるのか、自分なりに咀嚼して考えてみたいと思います。

『ブルーロック』の名言から学ぶ

名言

「世界一のエゴイストでなければ 世界一のストライカーになれない」


作中たびたび出てくるワード、"エゴイスト"。
では、エゴイストとは?

エゴイスト (egoist) - Wikipediaから引用
利己主義者のこと。他人のこうむる不利益を省みず、自らの利益だけを求めて行動する人のこと。
フランスの社会学者トクヴィルによると、個人主義者とは厳密に区別される。

このままの意味合いだと、社会的に一発でアウトだと思います。笑
ただ、『ブルーロック』という作品を通してもっと咀嚼すれば、かなりプラスの意味合い、良い要素があるのではと思ったんです。

サッカーはチームスポーツで、点を取らなければ勝てません。
例えばフィールドに立っているとして、誰かが点を取ってくれるなんて考えてたとして、もしもその他チームメイト全員がそう考えていたら、、、たぶん点は取れません。
自分が点を決めるんだ、と強く思っている人が全員いるからこそ点をとれるものだと思うんです。

その強い意志こそがここで言う"エゴ"なのではないかなと思います。

仕事でも同じく、誰かがやってくれる、自分には関係ないってみんなが思っていては何もはじまらず、全員が自分の業務以外のことにも関心を持ち、ジブンゴトとすることで価値あるもの(ゴール)を生み出せるのだと思います。


名言

「運はどこにでも存在する物じゃなく 落ちる場所にいる者にしか舞い降りない」


仕事をしていると中には自分が関わりたい、やりたい仕事があると思います。
ただ必ずしもできるとは限りません。
ではどうすればいいのかと考えたとき、まずやれることがあります。

それは手を挙げることです。
やるやらない以前の問題で、手を挙げなければ何も始まりません。

だからといって、「何も考えず手を挙げているだけ」とか「手を挙げない=やりたくないんだな」と曲がった考え方をされたくはないのですが、自分の考えとしては手を挙げるということは何かしら自分の中でできると踏んでいると思うんです。

手を挙げる方程式

やりたい + 自分にできる = 手を挙げる

この方程式が自分の中で組み上がっているからこそ手を挙げているんだと思います。(少なくとも僕はこうです)
で、手を挙げる時は2種類あると思います。

  • 1つ目:自分にできて、ただ純粋にそのプロジェクトに関わりたい時
  • 2つ目:まだやったことのない、もしくは経験が浅い、けどできると踏んで挑戦したい

僕の今回考えるのは2つ目であり、これこそ手を伸ばして背伸びをしようと思う気持ちがないとできないことだと思います。

できる範囲の仕事をするのは、慣れていてやり方も知っているからストレスってほぼないと思います。
居心地はいいけど、そのまま同じようなことを続けていてはずーっと停滞すると思うんです。ルーティンワーク、成長を実感せず、なんの刺激もない毎日が面白いとは僕は思いません。

だからこそ、自分にはできない、けどやれるようになりたい、やってみたい、ジブンの仕事にしたいという自分の素直な直感、エゴを頼りに行動に起こすことが、その時その瞬間ダメでも巡ってくるものだと思っています。
やりたいことがあった時に、餌をもらう雛のようにだまって口を開けているのではなくて、その気持ちを行動に起こすことが運良くやりたいことに直接結びつくということもあると思います。

こういった自ら動くことで掴み取る運というのはあると思います。
常日頃から意識しているからこそ、チャンスというものを取りこぼすことなく「今しかない」とハッキリと気づけるんだと思います。


名言

「偶然に対する心構えができてないんだから "運"は降ってきてから考えたってもう遅いんだ」


上の話にも紐づきますが、必ずしも手を挙げている時にチャンスが来るものではなく、ふとした時にもやっくるものだったりします。以前手を挙げていたということが、誰かの頭に残っていて、「どう? やれそう?」など思わぬタイミングで降ってくることもあると思います。

その時に、そんな絶好のチャンスをまだ気持ちが出来上がっていなかったり、まだ準備ができていないなんて理由で棒に振ってしまったら、次はいつやってくるかはわかりません。

だからこそいつチャンスがきても良いように日頃から想定し、身構えておくという事前の準備がとても大切になってくると思います。

最後に

なんだってそうなのですが、「楽しい=成長」だと思っています。
できないけれど、力になれないけど、活躍できないけど、ただ関わってるのが楽しい。なんて絶対にないと思っているし、続かないと思うんです。

やりたいなら、やれるようになるために準備し、来るべき時に常に備えておくということがとても大事なことだと思います。

常に自分をアップデートさせる意志を持ち続けることが、結果として成長に繋がり、その結果以前よりももっとモノづくりをよくしていくことができると思います。
これでいいやではなく、自分が満足するまでやる。
振り返った時に、反省点があるならば、次回は絶対こうしようという改善案を自分の中でしっかり出す。
そういう細かい積み重ねと、やりたいという気持ちに素直になって自分で限界や範囲を決めないエゴを持ち続けることが、仕事をしていく上で大事なのかなと思いました。


今回、アニメ『ブルーロック』をテーマに仕事への考え方として消化してみましたが、意外とうまいこと書けたのではないかなと思っています。
こういった作品だけに限らないですが、日常的に触れているものも真剣に向き合うと価値観や考え方が変わる良いきっかけになったりするので、面白いなと思いました。


Images embedded via alu.jp

Recent Entries
MD EVENT REPORT
What's Hot?