2023年も早くも3月になりました。相変わらず1年は早いですね。
今回は、MONSTER DIVEの社内で1年間を通して開催されている『MD社内勉強会』を紹介します!
「会社、チーム、メンバーが成長するためには、お互いの刺激、未来へのチャレンジ、すなわちインプットは欠かせない!」とインプットすることも業務として、MDでは毎年様々な社内勉強会を開催していますが、去年は10月からフォーマットをリビルドし、新たな勉強会へと変化した年になりました。
MD勉強会はスタートして12年が経ちましたが、このような勉強会を継続することで、もはやMDに欠かせない文化にもなっています。
このブログでは、2021年に引き続き、2022年に開催された勉強会をご紹介したいと思います。
MDには、様々な業界・制作会社から多種多様なメンバーが入社しますが、MDがWEB作成する際に最低限の知識と認識を共有する、クリエイター/ディレクター向けの基本講座がBASICです。
会社によっては制作や技術に関する単語の意味やフロー、文化が違うのはよくあることかと思いますので、これらの理解を統一する勉強会でもありますが、今年からはただ講義を聴く勉強会ではなく、その時流に合わせて最新の情報をピックアップし、メンバー間でディスカッションをする講座へとリビルドされました。常にMD内での新しい知識を共有する場となっています。
2022年は下記のタイトルで開催しています。
どうしても分業化されがちな業界ですが、「BASIC」という勉強会タイトルどおり、それぞれの職種・分野から内容は基本的な知識を得る良い機会ですし、最近では、ディスカッションから新たな知見が生まれるなど有意義な時間となっています。
MDの勉強会でも一番の歴史があるのがこのCreatrosLabです!
毎年様々なテーマを設定し、クリエイターが講義・挑戦している勉強会です。
今年は、『MD CREATIVE JAM』『MD R&D あったらいいなをカタチに』『ディスカッション』の3つの企画で開催しています。
クリエイターが、瞬発力を養い、競うことを目的に企画された『MD CREATIVE JAM』。
この企画は、様々な課題を、時間内にアイデアとクリエイティブをチームで作成する勉強会です。日毎のインプットを、短時間でアウトプットし、新たなサービスを作成しています。
ただハッカソンをやるのではなく、チームとして社内のチームビルドに繋げている勉強会でもあります。
開催された講義内容は下記になります。
日頃、忙しい中でもインプットをし続けているクリエイターたちなので、短時間でアイデアをまとめ、発表できるのはさすがです。
R&Dとは、Research and Developmentの略で、研究開発を意味します。
この勉強会では「Arduino」を使用して勤務時間をちょっと快適にする企画・開発をチームで行いました。
調査と開発、トライ&エラーを繰り返して開発力を高めることを目的に、4月〜9月までの約半年で、2チームに分かれてそれぞれ開発に取り組みました。開発した制作物は下記になります。
クライアントから電話が来たけど、現在テレカン中かもしれない...。そんなことありますよね。
そんな時に簡単に判断ができるのがこの『テレカン侍』です。Arduinoのスイッチを使用し、テレカン中にそのスイッチを押すとディスプレイに表示されるシステムです。スイッチを収容するケースには3Dプリンターを使用して独自に作り出すなど、こだわりのある作品となっています。
室内の二酸化酸素濃度を知らせるセンサーです。
昨今の流行り病もあり、室内の二酸化炭素を計量し、知らせることで、部屋の空調や換気をするタイミングがわかる装置を開発しています。
センサーから受け取ったデータを蓄積し、執務エリアのモニターに表示する際には、デザイナーがこの装置のために書き起こしたキャラクター『ドラモンくん』が、部屋の濃度を知らせてくれます。
こちらはタイトルどおり、クリエイターで様々なテーマに対してディスカッションする講義となります。
この講義では、その回ごとのテーマにそれぞれの立場から意見をしていく、これまでにでた2つの講座とはまた違った勉強会となります。特に作成物はないのですが、毎回熱い討論が繰り広げられていました。
開催したテーマはこちら
MONSTER DIVEはCMS『Movable Type/WordPress』の構築も得意です。特にMT(Movable Type)の案件も数多くいただいております。
保守・運用のお話も多くいただいており、クオリティ平準化、若手CMSスペシャリストの育成のための勉強会が2019年から始まりました。
2022年は開催から3年目となり実際の案件をお題に設計の考え方や構築方法を具体的に講義をしています。
触ったことのない技術を使う際には緊張もあるかと思いますが、メンバーはここでMTを触っているので案件でも問題なく、順調に成長していると感じます。
それぞれ役割はあるけど、基本的なデザインの知識は必要! と、会社全体のデザインクオリティ向上を目的として、2020年から始まった勉強会です。
今年は一年を通して、デザイン書籍をデザイナーが細かく解説していく講座となりました。
この勉強会には、WBプロダクションだけはなく、社内のクリエイターやディレクターが参加しています。なんとなくデザインするのではなく、様々なメンバーがデザイン原則を学んでいます。
2021年には「プログラミング勉強会」と称していましたが、今年は「JavaScript勉強会」として書籍の内容をベースに実案件ではこのように使用している。といった点にフォーカスして解説をしました。
書籍を通してハンズオン的に学習することもスキルアップに繋がりますが、実案件で使用することにはなかなか紐づきにくいものです。
実際での使い方を解説することで、そのあたりの考え方が養えればという意図で企画、開催しました。
社内でのスタンダードになりつつある!?TypeScriptの講座です。TypeScriptと一言で言っても書き方などはエンジニアによって千差万別。
日頃触れていてもあれは使っている、これは知らなかったと気づきになる勉強会でした。
書き方にも時流があるので、知識だったり情報のアップデートは常に必要ですね。
MDが昨年に増床した際に同フロア内にアストロラボ株式会社(AL)さんが入居されました。
フロントエンドが得意なMDと、バックエンドが得意のALさんで、共同の勉強会を開催しようと始まったのがこの勉強会で、ただ勉強するのでなく、お互いのコミュニケーションを活性化させる役割も担っています。
2022年には2回の勉強会が開催されましたが、ALさんの講義は『Docker』、MDの講座は『色について勉強してみよう』と、それぞれの得意分野をテーマに選んでハンズオンや、実際にその場でデザインを作成するなど今までにない勉強会となっています。
今年は、混合チームを作成して制作物を作成する予定です。
以上が昨年に開催された勉強会です。
ここに挙げた通り、様々な勉強会がMDでは開催されています。それぞれの分野だけでなく、職種を超えた多方面の知識と刺激がメンバーの成長につながっていると感じています。
もう、なんだかんだと10年以上続いている勉強会ですが、今年も新たな勉強会がスタートしますので、進化しながらも文化としてこれからも取り組んでいきたいと考えています。
「よいモノづくりは、はたらく仲間づくりから始まる。」と、何度かこのブログにも出てくるフレーズですが、MDでは「よいモノづくり」をするための仲間がまだまだ必要です。
「職人」的なプロ意識と「オタク」的な探究心を持ってMONSTER DIVEでモノづくりをしてくれるメンバーを募集しています。少しでも興味があれば、ぜひお気軽にこちらの求人情報ページからお問い合わせください。
お待ちしております。
一緒に成長しながらよいモノづくりをしましょう!