2020年も例年のごとく、MONSTER DIVEでは、定期的にさまざまな社内勉強会を開催しています。
「会社、チーム、メンバーが成長するためには、お互いの刺激、未来へのチャレンジ、すなわちインプットは欠かせません。」を掲げて2020年でもう丸10年になります。
勉強会、特に社内のみのメンバーの場合、誰かが言い出してやりだすのは簡単なのですが、継続するのが難しいと思いますが、受注案件が佳境などの難しいタイミングでも、メンバー全員がインプットも業務であるを意識して10年を継続できたのは嬉しく思います。
ここでは2019年の勉強会に引き続き、2020年に開かれた勉強会をご紹介したいと思います。
MONSTER DIVEには、業界未経験の人や他の制作会社から来られた方などさまざまな人が入社するのですが、MONSTER DIVEではどのような知識、認識で、Web制作を行っているのか、最低限知っていてほしいことを共有します。
会社によって単語の意味やフロー、ツールなどのオリジナル文化が多いのは制作会社アルアルだと思います。
この勉強会は、最初は全6回からスタートしたのですが、2020年も新規講座「AWS」「Movable Type」と2つの回が加わり、全10回に増えています。
1回受ければ2回目以降は基本自由参加なのですが、その時流にあわせて情報も常にアップデートされるため、時間の調整をつけてメンバー全員出席していることも多いです。
2020年は、下記の8タイトルを開催しました。
「Basic」と名がつく勉強会なので、各勉強会の内容は基本的なことですが、デザイナーさんがサーバ知識を学んだり、エンジニアさんがデザイン知識を学んだりなど、どうしても深く分業化されがちな業界ですが、ジェネラリストとしての最低限の知識を得るいい機会になっていると思います。
時流のネタなどが出ると、ついメンバーが白熱して深い話までディスカッションしたり時間オーバーすることもたびたびあります。
数ある社内勉強会の中でも一番歴史がある勉強会で、2011年から開催されています。
毎年、さまざまなテーマで行うのですが、2020年は、「Pair Challenge!」「NEXT LEADERS PJT」という2本の軸と毎年行っている「SUMMER企画」「MATOME」の回を開催しました。
WEBプロダクション事業部クリエイターチームのお兄さん的ポジションの二人がそれぞれの知見を活かして「クリエイティブ」をテーマに講義&実践してもらいました。
「この業界の未来は何をすれば生き残れるか考える」をテーマとして、クリエイターチームのメンバー2人がペアを組み、各専門分野のマッシュアップによる講義を行う。
2020年は、下記のタイトルの講義がありました。
SUMMER企画では、コロナ禍もありリモートでどこまでできるか。ということで、
「世界の童話 バーチャル発表会」のタイトルで、clusterの中で手書きの4コマ世界童話を発表するという試みも行いました。
2020年はMONSTER DIVEとしても初めてリモートワークをシフト制で行ったり新たな試みもありましたが、実際に体験してのメリットやデメリットも見えてきたと思いますので、今後に活かしていきたいです。
新しい技術などブラウザ対応などもあり、いきなり実務で使えるということは難しいこともあり、気になったけどできなかったこと/やり残したことを試して発表する回になります。
過去のブログは下記にあります。
2020年も各メンバーの個性が発揮され、とても興味深いものになっています。別途詳細レポートがこのBlogにて公開されると思いますので、お楽しみに!
MONSTER DIVEはCMS(Movable Type/WordPress)の構築も得意で、特にMT(Movable Type)の案件も数多くいただいております。
保守・運用のお話も多くいただいており、クオリティ平準化、若手CMSスペシャリストの育成のための勉強会が2019年から始まりました。
2020年は、2年目となり実際の案件をお題に設計の考え方や構築方法を具体的に講義されてました。
MTを触ったことのないメンバーも順調に成長していきていると思います。
2020年から始まったデザイン講座ですが、何となく感覚的にデザインするのではなく、デザイン原則に基づいてデザインしようということで、デザイナーチームのリーダーの講義になります。
WEBプロダクション事業部メンバーだけでなくLIVEプロダクション事業部メンバーも参加したりとMONSTER DIVEのクオリティの底上げにもなっています。
MONSTER DIVEでは半期ごとに各メンバーとの面談があるのですが、各メンバーからの評判をよく、是非2021年も続けていきたいと思います。
最後にご紹介するのが、A-zemiです。これは僕がメンバーからのリクエストや気まぐれによって内容を決めて開催するアラキゼミとなります。めちゃめちゃ基本的なことから、誰が気にするんだろうというマニアックなところまで、その時によって内容はさまざま。
2020年は「JavaScript」「PHP」などの言語の講義から、MONSTER DIVEがタスク管理で使っているBacklogについてのARK流の使い方をご紹介したり、実際の気になるサイトについてのディスカッションをしたりさせてもらいました。
最初にも触れてますが勉強会を10年継続でき、メンバーも見違えるほど成長し、また職種を超えた刺激を受けているのではないでしょうか。
業務時間内に社内勉強会をすることへの賛否両論あるでしょうが、MONSTER DIVEでは積極的に行っています。
「メンバー間が刺激しあいインプットする」ことにより、各メンバー、各チーム、そして会社の成長につながってきていると思います。
2021年はメイン勉強会のCreators LabをARK主導から他クリエイター主導にしてまた新しい風を吹かせていこうかと目論んでいたりもしますので、また1年後にレポートさせてもらえればと思います。
何度かこのブログでも出てきているフレーズですが「よいモノづくりは、はたらく仲間づくりから始まる。」
無駄に人数を増やしていくにはもちろん全く賛同しませんが、「よいモノづくり」の規模が大きくなり、その大きな規模の質をもっともっと深くするには、「仲間」がまだまだ必要なのも事実。
こんなMONSTER DIVEで「職人」的なプロ意識と「オタク」的な探究心を持って一緒にモノづくりしてくれる方、募集してます。
少しでも興味を持っていただければ、気軽にこちらの求人情報ページからお問い合わせください。
お待ちしております。