MONSTER DIVEでは、さまざまな企業・サービス提供のウェブインフラを、Amazon Web Services(AWS)を使って提供させていただいているケースが増えております。
今回は、そんな当社が、現場で役立っているTipsを一つ、ご紹介します。
基本的には、企業やサービスごとに、AWSアカウントを分け、インフラ環境を構築しているのですが、
「新規にアカウントを作るほどではないが、1インスタンスだけ立てたい。」
「EC2-Classicの環境が今から取得すると使えない。」
などの場合に、当社のメインでつかっているAWSアカウント内に、単独のインスタンスを立てたりすることがあります。
そんな使い方で、実務的には全く問題ないのですが、実は困るのが、ご請求のタイミングです。
AWSの場合、金額がまとめて請求されるので、その費用の算出が難しくなります。
自社とクライアントとの切り分けだけでなく、アカウントは1つで、請求もまとめてくれて良いのだけど、外部向けと内部利用の開発用で、どのくらいコストがかかっているのかは把握しておきたい。
そんなケースもあると思います。
そこで登場するのが『AWS コスト配分レポート』です。
流れを知っていれば、さっくり設定できるのですが、設定する箇所が多岐にわたるので、メモを兼ねて、ブログ記事にしてみます。
参考:毎月のコスト配分レポートの設定(aws documentation)
こちらにあるのがオフィシャル記事です。
残念ながらわかりにくいので、手順をおって説明しましょう。
まず、概念としては、
「Tagをつかって、Groupを分けておくと、コストエクスプローラーで分配が確認できる」
という感じです。
以下、EC2でご説明しますが、原則、ELB、RDSも同様です。
で、コストエクスプローラーを見てみると、、、?
「Why don't I see any tags?」
となりますが、これ、正常です。
集計に時間がかかるので、気長に待ちましょう。
1週間ぐらい忘れて、生活してください。
その後、見てみたら、有効になってます。
こんな感じです。
日々、コンソール画面が進化しているので、前述の手法や文中の単語が変わっている可能性はございますので、あしからず。
個人的には、日本語化してくれなくてよかったです。
英語の方が逆に分かりやすかったような、、、
ではまた。