タイトルの通り、2023年も始まり、早くも3週間が経過。
今年も残り49週ということで、早くも焦ってますが、年末年始、いろいろ考える時間があったので、最近思っていることを羅列してみます。思いついたままに書き綴っているので、乱文、お許し下さい。
ここ数年、本当に忙しくさせてもらっている。
周りには「いつ寝てんの?」とよく言われるタイプなのだが、それに輪を掛けるように、ここ数年は、特に全力疾走している。
最初に言っておくと、元々ワーカホリックなので、忙しいのは全然苦ではなく、むしろちょっと嬉しいぐらいで、この状況をドMな精神で楽しんでいるので、愚痴でもないし、もちろん意味のない「俺多忙自慢」でもないということをお伝えしておく。
というのも、このバタバタの理由は「やりたいことが止まらない!」という自己要因がほとんどなので、言い訳のしようもない。
現在、当社では、
の3軸にて事業展開している。
すべての事業が僕の生きがいでもあり、大好きなモノづくりなのだが、その事業にシンパシーを感じてくれているメンバー(モンスター)がこれらの事業をそれぞれのポジションで盛り上げてくれている。
そんなモンスターたちが、年間を通して、日々「デジタルなモノづくり」を行っているのだが、昨年末にはマネージャーチームが「フリネンカイ」と称して、全モンスターに向けて、一年を振り返る会をしてくれた。
MONSTER DIVE 「フリ年会」の様子
2022年に手掛けたプロジェクトたちを振り返った(内容は社外秘!)
全モンスターが集合、お互いに"Bravo!"
目の前のプロジェクトを全力で走っているとなかなか気がつかないのだが、振り返ってみると、当社の実績は、契約上、外部に実績出せないものも含めると、とんでもないビッグクライアントの超有名なアンナモノやコンナモノを、当社で数多くのプロジェクトでサポートしていることに気がつく。
そんなクライアントさんたちのスゴいモノづくりの現場で学ばせてもらった知見から、社内外含め、当社と関わりのある皆さんへの恩返しは、「僕らが、より新しいモノを作り続けること!」だと思っています。
引き続き、皆さんに喜んでもらえるようなサイトや映像の制作、ワクワクするライブやイベントの現場を盛り上げていきたいと思います。
思い返してみると、2009年の創業するときに、フリーランスで一人で生きていくよりもチームでモノづくりをしていくことを選択して、本当に良かったと思う。
そして、数多くの実績の中でも、当社で絶賛イチオシの有料ライブ配信プラットフォームサービス「STREAM TICKET」(ストチケ)に関しては、2021年にサービス提供を開始し、2年目の2022年は数多くの機能実装を行ない、多くの配信者の方にご利用いただけるようになってきています。(詳細はプロダクトチーフマネージャーのARKのブログにて)
チケット販売型ライブ配信プラットフォーム「STREAM TICKET」(ストチケ)
そんな「ストチケ」の開発秘話的なものになるのだが、当社では、約10年前からインターネットライブ配信事業をずっとやっていたこともあり、新型コロナウイルス流行前からライブ配信プラットフォームのブルーオーシャンを発見できていた。
そのブルーオーシャンとはなにか?
ライブ配信において、無料やパブリックに配信できるものは
「YouTube Live」「Twitter Live」「LINE LIVE」といった大手各社からサービス提供されている。
ただ、「有料ライブ配信」「限定ライブ配信」が、容易にできるプラットフォームは存在していない。
ライブ配信プラットフォームの先駆者である「USTREAM」も有料配信の機能提供を一時期、目論んでいたが頓挫。そして天下のGoogle率いる「YouTube Live」はあくまでパブリック配信にこだわるプラットフォーム。そして、「LINE LIVE」はプロシューマーよりもコンシューマーの配信を優先するプラットフォーム。ということもあり、映像/配信のプロがちゃんと使える信頼性の高い有料ライブ配信プラットフォームは、ほぼ皆無だった。
日々、ライブ配信事業を現場で対応していると、
「リアルチケットが即日完売だったので、有料でライブ配信したいんだけど〜〜」
「社内にだけ配信したいんだけど〜〜」
「ファンクラブ会員にだけ配信したいんだけど〜〜」
という音楽関係、ビジネス関係、イベント関係者の声をよくいただいていた。
だが、その1つのイベントのために、配信プラットフォームや課金のシステムなどを構築するのはビジネス的に成り立たなく、実現することはなかった。
(YouTube Liveの限定配信を有料販売している悪質なプラットフォームもあるようだが、そのURLは簡単に共有されてしまうし、そもそもYouTubeの規約上、それをつかった有料配信はNGになっている)
その状況下で、ライブ配信(番組制作、撮影、スイッチング、音声、照明、配信)を、国内トップクラスの数を実践、対応してきた実績をもつ、当社のLIVEプロダクション事業部と、数々のウェブサイトやシステムを構築してきたWEBプロダクション事業部を持つ当社であれば、それぞれのノウハウを融合し、超絶イケてる有料ライブ配信プラットフォームが作れるんじゃないか!と設計を始めたのが2019年。
いよいよ2020年から開発。というタイミングで、コロナ期に突入。
2020年、ライブ配信を行うLIVEプロダクション事業部は、超絶多忙を極め、おそらく創業以来、いや、僕個人としても社会人になって以来、一番忙しい一年を過ごした。(いや、ホントありがたい話なんです)
そして、有料ライブ配信プラットフォームの開発は遅れまくり、2020年を経過し、2021年に。
『配信プラットフォームは信頼性が一番重要』というのは、身をもって知っているので、テストにテストを重ね、2021年、やっと完成。そしてリリース。
本来、経営者であれば、これをチャンスと、全リソースをここに集中して、プラットフォーム開発を急いでいたら、今頃、めちゃくちゃ儲かっていたかもしれませんが、創業以来、ずっと支えてくれているクライアントが困っているときに放置することもできず、クライアント対応を最優先で進めてきました。
忙しい中でも、当社のモンスターたちは受託事業と自社サービス開発を並行して、しっかりと進めてくれて、なんとか完成しました。
2022年に出展した「ライブ・エンターテイメントEXPO」より
そんなこんなしている間に、全くのブルーオーシャンだったライブ配信業界も、若干レッドオーシャンになり、企画時点では先駆者になるはずだったが、すっかり後発のサービスになってしまいました。
ただし、その代わりといっては良くないが、ストチケはサービスローンチ以降、一度もシステムトラブルは発生していない。
業界随一のライブ配信経験からフィードバックされた設計である点、完全なSaasである点などから、「日本一の有料ライブ配信プラットフォーム」を目指し、今もなお進化を続けております。
そして、2023年。ストチケがローンチしてから3年目に突入しました。
メジャーからマイノリティまで、さまざまなカテゴリ、ジャンル、規模のライブ配信イベントに利用いただいておりますが、まだまだ日本一への道のりは続きます。
以下、そんな2023年初頭の僕の心のポエムです。
失敗したところでやめてしまうから失敗になる。
成功するところまで続ければ、それは成功になる。
--- 松下幸之助
毎日完璧な体調管理スケジュールをこなしながら
致死量ギリギリの毒を何時でも躊躇いなく飲める奴が
生き残れるんだ
--- キルア(HUNTER×HUNTER)
努力すれば報われる?
そうじゃない
報われるまで努力するんだ
--- 魔裟斗(K-1ファイター)
2023年もよろしくお願いいたします。